2014年、石州半紙が、ユネスコ無形文化遺産「和紙:日本の手漉和紙技術」として再登録されました。(2009年に、「石州半紙」は和紙としては唯一ユネスコ無形文化遺産に登録されていましたが、今回、本美濃紙 細川紙 と共に、てすき和紙技術として、再登録されました。
和紙:日本の手漉和紙技術」ユネスコ無形文化遺産登録について
ユネスコ無形文化遺産「和紙:日本の手漉和紙技術」に重要無形文化財「石州半紙」「本美濃紙」「細川紙」の三つの手漉き紙が登録されました。ここに地元の皆様をはじめ、行政機関、関係各位に対し石州半紙技術者会として感謝とお礼を申し上げます。
重要無形文化財「石州半紙」は、2009年にユネスコ無形文化遺産に登録されております。
日本には、伝統的な手漉き紙製造を行っている事業者が、北は、北海道から南は、沖縄まで数多く存在しています。
今回の「和紙:日本の手漉和紙技術」ユネスコ無形文化遺産登録が、国内の手漉き紙製造を生業にされている事業者さんに光があたり、正当評価されることを祈っています。その為にも、我々、石州半紙技術者会は、重要無形文化財「石州半紙」の伝統製法を守りつつ、次世代へ伝えるべく後継者育成につとめる決意をあらためて確認しました。日本の手漉和紙技術の一つ「石州半紙」が、皆様のご理解と協力を得られるよう、日々、精進に努めてまいります。
平成26年 11月 26日
石州半紙技術者会 会長 川平 正男
久保田 彰
西田 誠吉
西田 裕